月別アーカイブ: 2015年9月

ナンピン買いは損失拡大の危険がある

持ち株が購入価格より下がったときの代表的な対処法がナンピン買い。
例えば1000円で1株買った株が500円まで下がったとします。
そこで1株追加で購入すると平均取得価格は750円になります。
最初のままだと1000円以上にならなければ利益が出ませんが、
ナンピンしたことで750円まで上がれば利益が出ます。
これはナンピン買いが上手く行った場合のしくみですが、
株価がさらに下落した場合は株数が増えた分だけ損失が拡大します。
それだけにナンピン買いをするかどうかの判断は難しいのです。

ナンピン買いが成功させるためのポイントとして、
株価が底値圏にあるかが挙げられます。
株価が下がりきって上昇へ折り返すタイミングで買うことができれば、
あとは平均取得価格を上回るまで待つのみです。
そのためには株価が下落している途中に買うのではなく、
下がり切って横ばいしている状態で買うことが大切です。
nannpin

ナンピン買いを成功させる自信がない方には「合わせ切り」がお勧め。
こちらは分散投資で複数の銘柄を持っている場合に限られますが、
株価が下落している銘柄と上昇している銘柄を同時に売り、
損失分を上昇分でカバーしてしまう方法です。
この方法なら現状以上に損失が膨らむことがないので、
株初心者でもリスクを最小限に抑えることができます。

配当利回りを狙った投資方法

株をはじめた理由を人に尋ねてみると、
多くの人が「株で資産を何倍にも増やしたい」と答える。
もちろん株の世界において株価上昇によるキャピタルゲインは収益の柱。
デイトレーダーもスイングトレーダーも投資方法は異なるが、
株価が動くことによって発生するキャピタルゲインを狙うのは共通。
多くの投資家が値幅を取るために切磋琢磨している。

しかし株の世界においては株価の値動きだけが収益ではない。
冷静に分析してみるとキャピタルゲインは大きな利益が狙えるが、
失敗したときの損失も大きいので利回りとしては良いとは言えない。
もちろん統計上の話なのですべてのトレーダーに当てはまる話ではないが、
多くの投資家が失敗して市場を去っているのも事実なのだ。

そこで「負けないための株式投資」を前提にした場合、
お勧めしたいのが配当利回りを狙った投資方法だ。
配当利回りとは投資した企業から株主に支払われる配当金を、
投資した金額で割って数値化したもの。
銀行に預けても殆ど金利が貰えない今の時代に、
株の世界では年間3%や4%の配当が貰える銘柄がゴロゴロある。
仮に3%の配当利回りでも100万円の投資で、
年間約3万円の配当金が貰える計算になる。

しかし配当利回り狙った投資方法もメリットばかりではない。
そもそも配当金がいくら貰えるかは企業の業績によって変化する。
今年1株あたり20円だった配当金が翌年ゼロになることもある。
そこで配当金狙いで投資する場合はその銘柄の過去の配当実績を見て、
業績が安定していて年度によって金額のバラつきが少ない銘柄を狙いたい。
よってマザーズなどの新興銘柄からではなく、
実績のある東証一部銘柄から選ぶことが基本となる。